腹八分目で医者要らず
昔から「腹八分目」と言います。
満腹まで食べるのは体に良くないって昔の人は知っていたのですね。
実は、これは医学的にも証明されているのです。
一番解りやすい例は白血球。
白血球といえば血液中で侵入した菌を食べてくれる頼もしい存在です。
しかし白血球は菌以外も食べるって知ってましたか?
意外にも彼は雑食なのです。
なんでも食べるのです。
食べたものは血液中を栄養として運ばれます。
血液中に栄養が沢山ある状態だと白血球はその栄養を食べてしまい満腹になります。
体に害が有る菌が侵入しても、お腹いっぱいでその菌を退治できないのです。
お腹が空いている状態とは白血球が全力で菌を食べてくれるとても免疫力が高い状態と言えます。
つまり 「空腹 = 健康」とも言えます。
そう思うと空腹も少しは耐えられませんか?
脳は消化器をコントロール出来ない
お腹空いたな....って感じる時。
実は胃は空っぽではありません。
実は脳は消化器をコントロール出来ません。
たとえばお昼一番の会議、眠くなると困るから
会議終るまで消化を止めておいて!って出来ませんよね。
胃にセンサーがついていて空っぽになったから
脳に空腹を感じさせて食事を促すという訳ではないのです。
脳が空腹を感じる....それは血糖値です。
血液中の糖の割合が下がる→栄養素が無くなる。
そろそろ消化が終ったなと判断して空腹感を感じさせるのです。
お腹空いたなと感じても、胃が空っぽで何か食べないと体が持たない訳ではありません。